金木犀のお酒は...

皆様のお住まいの地域の金木犀の花は咲きましたか。

 

COCONの事務所の窓の外には、金木犀が植えられているので、花芽の育ち具合を毎日観察し、開花を心待ちにしていました。

 

金木犀の花を、こんなに観察した経験はなかったのですが、花が咲く前から、金木犀独特の甘い香りは香るんだ!ということに気付きました。

 

待ちに待った金木犀の花は、2021年9月10日に咲き始めました。

 

金木犀の花をホワイトリカーで浸けるレシピを探し、花の開花のどの段階で浸けるのがベストなのか、調べてみました。

 

すると、開花してすぐ!との情報を得ましたので、早速、手を伸ばして花を摘み取ることにしました。

 

金木犀の花は、香りでその存在を知ることが多いですよね。

 

金木犀の花は、摘みにくい場所(枝の股の部分)に咲いているから目立ちにくいのだと、しみじみ感じました。

 

入手したレシピには、金木犀の花は20g以上必要とありました。

 

20gなら!と花を摘んで計ってみると、ほんの1~2gでしかありません。

お花って、軽いのね...

 

実は、高所恐怖症の店主ですので、無理をするのは断念しました。

 

そして、毎日、少しずつ咲いた花を集めて浸けていこう作戦に変更することにしました。

 

1日に集めた分の金木犀の花を、紙製のティーパックに詰めて、その都度、ホワイトリカーに投入します。

 

浸かりつつある花は茶色く変色し、本日分は、きれいなままです。

1200mlのホワイトリカーの中に、たくさんのティーパックが浮かんでいます。

 

あまり美しい光景ではありませんが、毎日少しずつ金木犀色が下に下りていっています。

 

始めて作った、まだ途中の金木犀のお酒ですが、参考までにレシピをご紹介しますね。

 

〈材料〉ホワイトリカー       1200ml

    氷砂糖             60gくらい(お好みで)

    金木犀の花           20g以上が理想です

    COCONでは、10gくらいかと思います。

 

 〈作り方〉①午前中に花を摘み、香りが薄くなるので洗わず、ガクやごみを取り除き、ティーパックに詰めます。

 

②消毒した清潔なビンにやさしく氷砂糖を入れ、ホワイトリカーを注ぎ、❶のティーパックを加え、蓋をして冷暗所で保存します。

 

1か月くらいで飲めるようになりますが、2か月くらい熟成させると、芳醇なお酒になる?と思います。

 

出来上がりをドキドキ楽しみに待ちましょう。